きっと、ふと思い出せるその先生は、何か勉強や技術を教えてくれただけの先生ではなかったのではないでしょうか。
私は幼少から現在に至るまで、先生という肩書きの方々に大変に恵まれてきたと感じています。
存在で憧れさえ抱かせる先生、本人の個性や弱点、その時の心の状態まで汲み取り言葉を紡いでくれる先生、専門分野への情熱が溢れいつも早口で授業をする先生、どんな時も肯定的に温かく迎え入れてくれる先生など..
特に、ピアノの世界ではより密に、先生に教えを受けるなかで、人間的な部分を非常に肌で感じることになり、人としての成長過程においても多くの影響を受けることになりました。
今も尚ピアノを続けていられるのは、そのような先生方の存在が大きな心の支えとなっているからです。
今、教えるという立場になってからより一層、教える、教わるの関係性の中でこそ味わえる素晴らしさを日々レッスンを通して感じています。生徒の皆さまに感謝です。
音楽を通してそれ以上のささやかな"なにか"を、それぞれの生徒さんに届けたいと心密かに願っています。
